メシヤ講座・特選集no.59(平成17年12月分)

<御教えより>
岡田先生療病術講義録 上巻(四)

(1936年7月文創のまま)

治療士の心構へ

治療に就ての心得を述べておきます。

第一に肝腎な事は治療しよふとする時の想念であります。先づ世の中を救ひ、人類を幸福にしたいといふ大善心が根本にならなくてはならぬのであります。

之によって巧く金儲けしよふとか、此(この)人を治せば大いに自分に有利であるなどと思ふのは面白くないのであります。又、治病の時だけは、施術する位置が肝腎であって、原則として、術者は上座に座らなくてはいけないので、常識から見て、其(その)部屋の上座は自ら判るもので、大体入口の方が下座と思へば間違ひないのであります。

然し、其(その)外の場合は成丈下座に居るべきで、それが謙譲の美徳であります。

大変良く治る時と治らぬ時、又治る人と治らぬ人とがありますのは、右(上記)の様な種々の関係もあるのであります。次に、問診でありますが、之は出来るだけ訊く方が良いのであります。又、最初は、患者が疑っておりますが、之は構はないので、最初から信ずるのは無理であります。然し一度治病効果を見せられても未だ疑ってゐる人は、それは其(その)人の頭が悪いので、効果のない内に疑ふのは当然ですが、効果を見ても尚疑ふのは、先方が間違っておるのであります。

困るのは薬であります。“薬は不可だ”といふと、医師法に触れるからいけない。処が事実は、薬は服むだけ治りが遅れるのでありますが、此(この)点は特に注意して法規に触れないやうされたいのであります。

第二に食物ですが、之も実に困るのであります。肉食特に牛肉と牛乳がいけない。何故かといふと、非常に血を濁すものだからであります。然し、之等も強いてといふ訳にもゆかないので、或程度―患者の任意にするより致し方ないのであります。近来、医師により、肉食を不可とし、菜食を奨める人が相当多くなったのは、喜ぶべき傾向と思ふのであります。

それに就て、面白い話があります。先日ラジオで斯ういふ話を聞きました。それは、独逸のヒットラ-は非常に摂生に注意を払ってゐる。其(その)為に、酒も煙草も用ひず、又肉食も避けてゐる、といふのです。之でみると、医学の本場である独逸でも、肉食の害を知ってゐる事で、実に意外に思ったのであります。

次に、病人によく梅干を食べさせるが、之は胃には非常に悪い。食欲を最も減退させるものであります。

元来梅干は、昔戦争の際兵糧に使ったもので、それは、量張(かさば)らないで腹が減らない為であります。梅干と田螺(たにし)の煮たのを多く兵糧に使ったそうであります。

腹の減らない為に使ったものを、粥を食ふ病人に与へるのは間違っております。

よく梅干は殺菌作用があると謂ひますが、空気中ではそうではありませうが、腹の中へ入ると成分が変化する以上―それは疑問であります。

(平成18年度は「医学試稿」を掲載致します)

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「メシヤ降臨祭」挨拶
メシヤ教  楳木和麿

新年を祝うような雪化粧

おめでとうございます。

平成17年は『愛』という漢字で表わされましたが、今は『寒』という文字がピッタリという感じです。昨日からの大雪の中をよくぞご参拝くださいました。

全国各地で「12月に積雪があるのは何十年ぶり」と言われて、暖冬予測がウソのようです。この大雪は、北極振動という現象の影響らしいですが、冬の寒さは私達に厳しさだけではなくて、恩恵ももたらしてくれます。農業ですと、厳寒の中で害虫は淘汰され、雪は空気中の窒素などを大地に運び堆積させ肥沃土を育ててくれます。

しかも、こうした思わぬ降雪などがあると、御神業は発展することになっております。大雨が降ったり、大雪が降ったりした地域は、その後発展することになっております。その意味では非常に楽しみなことです。

また、冬至らしい雪と思えば有り難くもなります。本日は冬至の翌日で、古より「一陽来復」と言われ、本当の意味での太陽暦からゆきますと「新年」になります。年越しらしい雪化粧であるように思えて、移動には厳しいものがありましたが、神様の祝福のように受け止めさせていただきたい、と願っております。私自身も昨夜から大きな祝福をいただき、感謝申し上げております。

『世の大峠』の型―中国で進む環境汚染

しかし本当に寒々としたのは、昨日報道された二つの事柄です。

11月22日に中国の吉林省吉林市にある石油工場で大爆発があり、ニトロベンゼンが約100トン流出してアム-ル川へ流れ込んだ、という先の報道がご記憶にあると思います。北大が行なったシミュレ-ション予測では、「汚染物質は雪解けの来年5月にまずオホ-ツク海へ流出。7月には東カラフト海流に乗ってサハリン沖合いを通過、10月から12月に掛けて北海道へ来襲する」としていました。

しかし、昨日の報道では、予測より早く流出して爆発現場より1000キロ下流のハバロスクへ辿り着いた、というのです。これにはロシアの方々だけでなく我々日本人をも震撼させました。ベンゼンは、白血病を起こす可能性のある発ガン性物質として知られております。

中国の行政は隠蔽(いんぺい)体質にどっぷりと浸かっていると言われておりますので、今回のことは氷山の一角に過ぎないでしょう。今までは、「急速な経済発展が続く中で産業災害による自然破壊が懸念される」という表現に止まっておりましたが、昨日は恐ろしい現実に遭遇した感があります。

また、今夏、日本海沿岸各地で深刻な漁業被害をもたらしたエチゼンクラゲの肥大化の問題もあります。エチゼンクラゲの故郷は揚子江が注ぐ中国の黄海沿岸ですから、急増する工業排水の垂れ流しで沿岸海水が富栄養化したため、と指摘する声もあります。この他、「白色汚染」と揶揄される膨大な弁当箱や食品トレイなどのゴミ汚染も深刻です。

中国は、今や‘世界の工場’と化し、環境意識の希薄さと相俟って世界最大の公害大国になるカウントダウンが始まっているとまで言われております。また、農業も大量の農薬を使用していると言われ、農薬や工業廃棄物に汚染された土壌から舞い上がった粉塵が、大気中の有害物質を呑み込み黄砂と同じル-トで日本へ飛来するのは時間の問題です。

先ほどの海洋ル-トに併せ大気ル-トで日本へ深刻な事態をもたらすことは明らかなのです。『世の大峠』とは正にこうした事態が頻発することであります。

人口動態統計に見る危機

もう一つの報道は、日本の人口が初めて「自然増から自然減」に転じた、とするものです。人口動態統計では、誕生者106万7千人に対して死亡者107万7千人ということらしいですが、「超少子化」が取り沙汰されたばかりなのに本格的に人口減少時代に突入したようです。これは、2007年問題と併せて考えると危機的状態です。

政府は少子化相を設けて対策を講じさせております。確かに社会保障給付費の70.4%は高齢者向けに使われ、児童・家族向けは3.8%であるということですから、予算配分の検討は必要です。しかし、日本社会が「安心して子供を生み、育てる」という環境ではなくなりつつあることの方が問題なのです。

女性が出産を機に「家庭か職場か」という不幸な二者択一を迫られる状況は続いております。また、子供が被害に遭う事件が増えています。そして何より、「若者の精子が減少している」ということがあります。「日本子孫基金」の資料を見てください。

1998年3月の研究結果(帝京大学・押尾茂講師)では若者34人中33人の精子がWHO基準を満たしていなかったそうです。7年前の状況です。環境ホルモンの影響を受けてのことのようです。食事と住環境をしっかりと見直さなくてはなりません。

「有機食品を25%以上食べている人は、精子がほとんど減っていない(デンマ-ク)」という報告があるそうです。また、妊娠初期に環境ホルモンの影響を受けてセルトル細胞(精子数の決定に関わる重要な細胞)が少なくなると、精子数は回復できないそうです。

そのため、「日本子孫基金」では「有機溶剤汚染が少ない中古でリフォ-ムしていない住まいを選びましょう」と呼びかけております。また、「住まいに潜む毒性物質(例えば、殺虫剤や防ダニ剤、芳香剤、合成洗剤、防水スプレ-、食器シ-ト等々)を避けたい」とも呼びかけております。後ほど資料をご覧ください。

そして、先ほどの中国からの有害物質の襲来で、「精子数減少」に拍車が掛けられる危険性があると言われております。危機的状態の中で私達は生活しているのです。

社会情勢は水晶世界へ移行していることも表わしている

また、年末に日本中を怒りの渦に巻き込んだ「耐震偽装問題」は、日本の産業界の‘負の遺産’の実像を映し出しております。当事物件にお住まいの方は「寒」の極みのような生活だろうと推察し、お見舞い申し上げます。

専門家によると、これらは‘氷山の一角’だそうですので、家屋や構造物の現状も深刻と言わざるを得ません。では何故検査機関が偽装を見抜けなかったか、という疑問ですが、これこそが愚問と言えるのです。「天下り」が背景にあるというのですから、日本の構造的な問題です。

これまで「構造改革」が喧(かまびす)しく論じられてきましたが、本丸は官僚の再教育と「天下り」の全廃です。これを小泉さんができれば、時代に名を残せます。しかし、偽装問題には口が重たいようですので、真の改革は後人が担わねばならないのでしょう。「偽装」を起こす温床にどっぷりと浸かっている政党が政権を担っている訳ですから、難題です。

このようなことをはじめ様々な問題が平成になってから浮き彫りになってきました。バブルがはじけてから今日まで、日本社会に潜んでいた諸問題が白日の下に晒(さら)されてきています。これらの一つひとつは大変深刻な問題ではあるのですが、水晶世界へ移行していることの表われでもあります。だからこそ、先ほどの少子化問題にせよ、本質的なことに目を向けてゆかねばならないのです。みんな繋がっています。

それから、最近三十代の方々と交流しておりますと、大変な労働環境の中で仕事に従事しているということを知らされます。政府は好況へ転じたように説明し、経団連の奥田さんなども‘バブル’というような言葉を用いて経済状況を話していますが、少し違うと思いますね。一部トップ企業は好調のように映っておりますが、下請けなどはとんでもない状況です。

評論家のどなたかが‘年収300万時代’という言い方をしていましたが、正にそんな中に追い込まれている状態です。深夜まで過密な就業に携わるので入眠剤なしでは眠れず、起床したらしたで入眠剤の影響で頭がボ-ッとして今度は合法的な‘覚醒剤’で目を覚まし就業する、という方が増えているそうです。

そういうことを重ねて心身の障害を起こしている方が、大勢いらっしゃるそうです。これが私達が今直面している「時代苦」の実体の一つである、ということです。救済を求めてくる方々の中には、そうした方々が今後増えてゆくと思われます。

先ほどの少子化の問題で、どのような現象が起きているかと申しますと、東北の方では過疎化を通り越して‘集落の崩壊’が起きております。氏神様の社、鎮守様を取り壊さねばならない所も出ているようです。これまで、‘権威の崩壊’や‘安全神話の崩壊’が取り沙汰されてきましたが、ついに‘集落の崩壊’となり、これは大変なことです。

その一方で、‘山里の復興’運動を進めているところもありまして、微かな希望を繋いでくれています。

しかし現状は憂慮すべきことばかりです。子供が外で安全に遊ぶことができづらい環境になりつつある、という先ほどの話と密接に関わっておりますが、特異な犯罪の陰に‘脳の発達障害’があると言われております。心身ともに障害を起こした人々、その家族が「時代苦」の象徴的な姿であり、救済を求めております。

メシヤ様からいただくもの

さて、このような時代だからこそ、私達がメシヤ様に出会うことできたということは最大な喜びであります。そして本日はメシヤ様が現界へ降臨された慶日であります。心から感謝申し上げたいと存じます。

今日を新たな出発点として、メシヤ様からいただいた御力と御教えによってこの世の中をお救いさせていただくという御神業を進めさていただく訳ですが、日々メシヤ様から何をいただいてゆくのか、ということをご確認していただきたいと思います。

それからどういう思いでメシヤ様に真向かってゆくのか、ということを改めて確認しておきたいと思います。

メシヤ様は昭和元年(1926年)に天啓を受けられております。過去・現在・未来の全てをお知りになり、『救世主になりなさい』と主神様から命を受けられました。しかし我々のような凡人と違って、その時点ではメシヤ様はお断りになられております。この点は人間的に非常に魅力的なところでもあります。

しかし、お断りはされても、啓示内容については検証されております。啓示内容が真実なのか、約5年を要して確かめられております。霊界というものがあり、それが現界に移写されながらこの世が動いているのか、今までは「夜の時代」であったがこれからは「昼の時代」となる、火素が増量してゆく、ということが本当なのか、等々ですね。

今、私は奈良の方の歴史を神様から勉強させられていますが、知れば識るほど「夜昼転換」と符合する史実がたくさんありまして、驚かされております。

メシヤ様が確認された内容には自然農法のこともあります。平成17年は自然農法でお茶を生産する人がご神縁をいただきましたので、大変力強いことだと感謝いたしております。それから病気に対する判釈(はんじゃく)もあります。メシヤ様は、ご検証を全て終えられて救世主の任を受けられるご決意をされます。

ご決意と同時に千葉県の鋸山に登るようにさらにご啓示を受けられ、昭和6年6月15日に山頂において昇り来る日輪に向かって祝詞を奏上されました。「夜昼転換」の神事に臨まれたのでした。このご決意によって霊界の「夜昼転換」が行なわれ、それに伴って浄霊力が授かることになります。

メシヤ様は、それから約3年半を要して万人へ浄霊力を授ける術を練られて、昭和10年に立教を宣せられたのです。

このことから考えられることは、私達がメシヤ様からいただくものというのは、メシヤ様が主神様からいただいたご啓示とその検証内容である真理の御教えというものがまずあります。ですから、メシヤ様が『間違いない』とされた御教えを我がものとするということが、信徒としての課題となります。

平成17年の一大慶事

平成17年の大変大きな御守護であったのが「教祖祭」を期して全御論文、全問答形式御教え、全詩歌集を誰でも活用できるようになったということであります。すでにお手にされたCD-Rで驚愕の毎日を過ごしている方もいますが、一大慶事であります。

この慶事に呼応するかのように名古屋を中心にして若い方々がご神縁をいただいてこられ、学びを深める方々が増えてきております。非常に頼もしいことであります。

そして、『神格をいただく道』という御教えに沿う在り方というものを考えてゆきますと、日頃御教えをしっかりと拝読させていただいておりますと、悩みを抱えた人に出会った時に思わず口を衝(つ)いて御教えが出てきます。「こういうことをよく知っていたなあ」と、自分でも不思議に思うような解答が自分の口から出てきます。こうして出てくる時に神様からいただいているものが「神智」なのです。

この神智が出てくる時に、『神格をいただく道』の一過程を体験する訳です。その体験をするためには、人を救わせていただくという気持ちがないとできません。救いの活動に取り組めば取り組むほど、私達はそういう体験を許されるのです。その積み重ねをしてこそ、初めて『神格をいただく』という世界に足を踏み込むことができるのです。

そうしますと、初めは「私はこんな事をよく言えたねえ」と感動するのですが、その内当たり前のようになって、『慢心取り違い』という溝に落ち込んでゆきます。厳しいものがあります。しかし、そのことを防ぐために更なる御教えが用意されておりまして、温かいメシヤ様のお導きに包まれてゆくというものであります。ですから『神格をいただく道』という御教えが課題として大変有り難いのです。

御神業を担わせていただく日々の祈り

またそれ故に、「日々神智叡智を授けていただけますように」という祈りが大切なのです。そしてその前に、浄霊力を授かっておりますので、「浄霊力によって現代社会で苦しんでいる人々を一人でも多く救わせていただけますように」と祈らせていただくことも大切なのです。

悩みを抱えている方々、自分探しをしている方々に浄霊を取り次いで差し上げて、本来の人間生活を歩む方向付けをして差し上げます。もちろん、病気で苦しまれている方々の力になって差し上げることも何より重要です。

そうしたことが許されてゆくには、浄霊力をさらに強くしていただけることが必要ですので、日々メシヤ様に「一人でも多く救わせていただける浄霊力を授けていただけますように」と祈らせていただきます。

それから一般論としては、教祖になる人は人生の中で辛酸を舐めるような苦労を重ね『人を救う言葉』を身に付けます(「信仰読本」参照)。追体験を目指す私達もその言葉を身に付けたい訳ですが、中々一足飛びにはゆきません。これもやはりメシヤ様に祈らせていただきます。どういうふうにかと言いますと、「一人でも多く救わせていただける言葉を身に付けさせていただけますように」と祈らせていただきます。

今日という、「メシヤ降臨祭」という大祭の慶き日を契機に、浄霊力を強くしていただけるように、神智をさらにいただきながら救いの言葉を身に付けさせていただけるように、自分づくりに努めていただければ幸甚です。

諸問題の背景に深刻な状況が横たわっている

私達の救わせていただく「時代苦」というものは、先ほどからお話させていただいたように、マスコミでは表面的なことばかり流してきておりますが、実はその背後の見えないところに大きな問題が横たわっていて、そのことが原因で生じていることなのだということです。中国の場合は軍事力よりも化学的な汚染物質の方が脅威なのだということです。見えないところで進んでいる汚染の方がより深刻なのだということです。

少子化という問題も制度ばかりではなくて、男性の方に問題が起きているということです。もちろん女性も化学物質に囲まれた生活の中で、あるいは生活習慣により心身に異変が生じているという深刻な問題が起きております。

私達は浄霊をいただきつつ、生活に入り込んでいる化学物質に注意を払ってゆかねばなりません。また食生活もさらに改善してゆかねばなりません。自らの生活を見直し改善しながら、そのままご縁のある方々をお救いする取り組みが御神業なのだということを、よく承知していただきたいと願っております。

それから、化学物質に囲まれた生活に関連して先ほども触れたのですが、今幼児が犠牲になる聞くのもおぞましい事件が続いております。事件の真相を辿ってゆきますと、事件を犯した少年少女の「脳の発育障害」が問題視されております。先の佐世保女児殺害事件を起こした少女は「アスペルガ-障害」と診断されましたが、それが代表例です。

異常性が際立つ割には表面上は「普通の子」と評され、マスコミ報道では「心の闇」という言葉で原因不明の異常さを表現します。‘もともと普通の良い子なのに、辛いことや悲惨な体験によって心が壊れてしまった’という論調です。しかし、もっと根が深いと見られておりまして、複合的要因が指摘されております。

京都大学医学部教授の十一元三(といちもとみ・児童精神科医)氏は「アスペルガ-障害は自閉症と並んで広汎性発達障害を代表する疾患です。発達障害とは、心の病とも精神病とも異なり、生まれた時から独自の脳発達に由来するハンディキャップを持っていることを意味します」と解説しています。

専門的な学説は他の機会に説明の場を譲るとして、見えない奇形児と関連して今後さらに深刻な問題となることは間違いありません。見えない奇形児とは、身体の内面で進んでいる奇形です。外面は胎児の時に発見され、始末されるようですが―これも恐ろしい話ですが―内面は生まれてからでないと判りません。

かつては、心臓の壁や弁に見られることが話題になったり、小腸に穴が開いていてそれがアトピ-の一因だとされましたが、ヒタヒタと深刻な事態が忍び寄ってきているようです。

平成18年は拡がりの年

ここにおいて躾や自己教育という作業が重要な役割を持ってゆきます。メシヤ講座でも紹介した免疫学の権威である多田富雄博士が、脳梗塞の後遺症で身体にハンディを抱えた、ということを最近まで知りませんでした。博士は旺盛な精神力でリハビリに取り組んでおります。脳というものはダメ-ジを受けても直ぐにリハビリに取り組めば、他の部位が補う働きをするようになるということです。

たとえ発達障害を抱えても、きちんとリハビリに取り組めば改善の可能性があると思います。私達が取り組んでいる勉強の場が今後さらに大切な役割を担ってゆくと思われます。一層学びを深め、啓発し合いながら御神業に臨ませていただきましょう。。

いよいよ平成18年ですが、十八は観音様の数字ということになっております。「五六七」も合計で十八になります。「三六九」も十八になります。平成17年に御神業上で成された御事が、平成18年で拡がってゆきます。楽しみな年なのだということをお伝えして挨拶といたします。ありがとうございました。(平成17年12月23日・要旨)

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Q&A

メ-ル交換・パ-ト2  プラス体験記

メシヤ教にふれて(中)

私の抱えた悩みの一つが、2005年6月~7月分メ-ル交換の内容です。つまり、明主様(以後メシヤ様)が嫌われていた宗教臭さ、歪んだ上下関係、御神書の内容が組織の在り方に反映していない矛盾点。新たに繋がった人達がこれらの問題によって戸惑い、浄霊の本質を覚る前に数多くの方々の縁が切れていくことでした。

ようやくこの組織での浄霊活動に限界を感じ、気持ち良く浄霊のありがたさを伝えられるよう、学んでいきたい人が気持ち良く矛盾なく歩んでいけるよう、御神書にある気持ちの良い組織運営のなされているところを探し始めました。望みといえば、それだけだったのです。

平成17年3月8日。たくさんのメ-ルのやりとりから、後は直接代表にお会いして確認するしかないと、大分まで足を運びました。短い時間でお人柄や深いところまではわかりませんが、言葉と行動の端々を見れば、何を大切にしている方なのか多少はわかるものです。楳木先生はメシヤ様の御論文、御神書に基づいた運営を心がけているとのことでしたので、後は、私自身が歩みながら、折々の質疑応答の中で判断していこうと感じ、心新たに御神縁をお願い致しました。

そうした運営方針のメシヤ教にふれて、と言いますか、先生との質疑応答を通して、一番強く感じることは、メシヤ様御自身の御指導や組織運営の在り方が、守るべきところは厳しく守りながらも、実に大らかで懐深いものであったことを、私はほとんど知らなかったということです。驚きの連続でした。大らかで楽だから居心地が良い、というのではなく、どこまでも常識的であるから気持ち良く歩んでゆける、ということです。これまで、随分窮屈極まる中で過ごしてきたことを痛感すると共に、縁切れていった方達への申し訳なさが湧いてきます。こうした方達への対応も検討していきたいと思います。

次に感じることは、メシヤ様の精神を根拠に、個人の悩み苦しみを解決していく新しい動きをしようとした場合、柔軟に判断がなされ、多くの場合、そのまま実行させて頂くことになる、ということです。メシヤ様の精神から著しく逸脱、拡大解釈し過ぎているものは別ですが、こうした柔軟性は大変良いところだと思います。メシヤ様は「どこまでも個人の悩み苦しみを救いたい」と仰っておられます。その実現に向けて、熟慮しつつ柔軟な判断、行動に移せるということは大変重要なポイントだと私は思うのです。

また、当初はお守り様(おひかり)をかけないで浄霊ができるものか不安がありましたが、お守り様を外して、強く祈り、そして取り次がしていただくとちゃんと結果をいただけるのです。外したことを内緒にしてお取り次ぎをしましたので、フラシ-ボ効果というか、精神的な作用はありませんから、不遜な表現ながらおよそ間違いないでしょう。現に、今も精一杯の人に対応して結果が出ていますから、お守り様が無くてもお取り次ぎができるという、すごい時代に突入したものだと思います。

こうした環境の中で、気持ち良く伝えられる、気持ち良く神様へ結ばせていただける幸せを感じながら、新たに御神縁を許された方々も増え、限られた時間の中、再び多用な日々を送り始めております。(続く)

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