メシヤ講座・特選集no.117(平成22年10月分)

<メシヤ様対談記・26>

メシヤ様が教団内外の人々との間で執り行われた対談内容は、私達の御神業推進の方向を再確認させていただけるものです。数多くの対談記中から、「世界救世(メシヤ)教」開教後になされた内容を順次掲載いたします。

明主様(メシヤ様)と御対談(完)

アジヤシーン東京特派員 ディック・中村氏
ラジオ東京アナウンサー 真 山 照 政氏

(栄光二百六十八号 昭和29年8月4日)

水爆の恐怖は悪の想念による

井上氏 今問題になっている、原爆、水爆という事で、平和を脅かしていますが・・・・・・。

明主様(メシヤ様) それは結構なのです。というのは、水素爆弾というのは科学では逃れる事はできないのです。それから国際会議とか国際協定という事を頻(しき)りにやろうとしてますが、出来たとしても一時的なもので、根本的なものではないのです。それよりか、根本は何かと言うと人間の魂です。この間アイゼンハウアーが言いましたが、水素爆弾その物は危険ではない、その使用目的によって危険があるのだと言ったその通りです。ですからアレを戦争の武器としたり、多くの人間や多くの物を破壊して、その国の利益に使うとすると問題なのです。

井上氏 併(しか)し、今はそこに持って行きつつあるのではないでしょうか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) というのは、悪を制禦(せいぎょ)する正しい力がないからです。その結果です。だから、悪を押さえる力が人間に出来なければならないのです。そうすれば、悪い事間違った事はできない事になりますから、水素爆弾などは恐れる事はないです。むしろ、アレを平和的事業にしたら、大変な力があるものになります。というのは、要するに太陽熱ですから、少しの物で自動車でも汽車でも動かす力がありますから、それに使えば大変なものです。併(しか)し結局そうなります。

真山氏 世界救世(メシヤ)教の教主と致しまして、それを平和の目的に寄与さすべく、どういった様な努力をなされておられますので・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) 最も肝腎な事は人間の悪を無くす事です。それは人間から全然無くするという事はできませんが、制禦(せいぎょ)する事はできるのです。というのは、悪が四で善が六ならよいのです。そうなれば破壊や殺戮(さつりく)の方法には使わないわけです。

アイクにお守りを

真山氏 その為にはどういう方法をもってやられるのでしょうか・・・・・・。

明主様(メシヤ様) 根本は、つまり光を人類に与えればよいのです。そうすれば善が悪に勝ちますから、人間は他人を苦しめるような罪悪は出来ない事になります。これは信じ難いかもしれないが、まずアメリカの大統領が救世(メシヤ)教の御守をかけるのです。ですから私は、今にアメリカの大統領に御守をかけさせると言うのです。

真山氏 それが一番手取早い手段ですか・・・・・・。

明主様(メシヤ様) そうです。そうすると、マレンコフならマレンコフが、自分の目標が始終アメリカの大統領を思ってますから、そう想っているとマレンコフの想念が霊線を通じて始終アメリカの大統領に行くのです。行っているのです。そうすると大統領の此処(ここ)にある光が霊線を通じてマレンコフの方に行きますから、マレンコフの方の曇りがだんだん減ってきます。そうするとマレンコフは、これは共産主義によって世界を制覇するという事は間違っている。お互いに共同で幸福を楽しむのが本当だ、という事の心になってゆくわけです。そうするとそれでよいのです。

真山氏 マレンコフにかけてはまずいのですか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) マレンコフは今かけません。テンデ相手にならないです。それはアメリカの大統領にかけさせる方が早いです。

 真山氏 アイゼンハウアーならかけますか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) アイゼンハウアーならかけます。とに角アメリカは正義を愛する国、宗教を愛する国です。併(しか)し共産主義は宗教は嫌い、反対の方ですから、御守などをかけるわけがないです。ですから私はアメリカに救世(メシヤ)教を大いに拡げ発展させようというのが根本です。

 中村氏 我々もいろいろ考えて来ましたが、アイクに御守をかけさせるという事は考えつきませんでしたね・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) それはそうでしょう。世界を救うとしたら、それが第一着手です。

 中村氏 吉田さんにかけさせるのは如何でしょうか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) それはよいです。併(しか)しその気持になるのが大変です。

 真山氏 どうしたら宜しいでしょうか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) それは私が心配する事はないです。神様がやってますから。

 真山氏 神様の意志を人間が左右するということは・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) それはいけません。私だって神様の道具です。人間の方が神様に使われるのです。

アメリカを救えば日本も救われる

 中村氏 教祖が「アメリカを救う」という本をお書きになった事が、アメリカで非常に我々の方の読者から投書が来まして、それにつきまして、東京支局としては、教祖にお会いしていろいろお質ねしたいと思いまして・・・・・・。私共もアメリカを救うという本を拝見しましたのですが、大体健康を救うというのが目的ですか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) そうです。アメリカ人を健康にする事です。

 中村氏 それが即アメリカ、国体を救うということまで考えておられるのですか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) 国体は向うでやりますから、私は関係ないので、健康を良くするということです。

 中村氏 先程の、大統領に御守をという事は、大統領の健康を救うという事になるのですか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) そうではないのです。大統領は世界を平和にしようとしていろいろしているのですが、その力になるのです。大統領は非常に正義が強いですが、つまり世界の正義を守るというのに一種の威力が出るのです。つまり、大統領の意志が思うようになるべく霊的力を与えるわけです。というのは、神様が私を通じて大統領の仕事がうまくゆくようにされるわけです。

 中村氏 時に、アメリカを救うという前に、日本人を先ず救わなければならないという事をお考えにはなりませんか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) 処が日本人は舶来心酔で、日本直接では駄目ですが、アメリカから来れば直ぐほれます。

 中村氏 日本人は舶来崇拝者だから、アメリカを先に救えば、アメリカから逆に戻って来る。それによって日本は必然的に救われるという事ですね・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) そうです。

 中村氏 強い言葉で言えば、経営手段という事になりますね・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) そうです。一つの手段です。

 中村氏 併(しか)し、手段でも人が救われれば良いではないか――結果論という事ですね・・・・・・。

明主様(メシヤ様) そうです。結果論です。

凡(すべ)ては神様の御意志にあり

中村氏
 教祖はアメリカにおいでになるお気持はありませんか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) 大統領が招待すれば行きます。

 中村氏 先程のお話で、反駁(はんばく)するようですが、原爆患者を治しに教祖が行かれるのは勿体ないと・・・・・・。

明主様(メシヤ様) 勿体ないというのではないのです。私は今個人個人を救う事はできないのです。つまり救う人間を作る仕事をしているのです。

 中村氏 一寸、片手間においでになって、十分でも二十分でもという事は・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) そういう行動も神様次第です。行けないのに何処かに行こうとすると神様に止められます。

 中村氏 では、管長さんとか阿部さんとか、他の人が行くという事は・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) こういう訳なのです。神様の方でその人間を救うという時には、こっちの方で誰かが行かなければならないような事になるのです。神様が凡(すべ)てやっているのですから・・・・・・。

 中村氏 それでは、我々にはまだ“救え”という命令が来ないというわけになりますね・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) そうです。

 中村氏 教祖以下、救世(メシヤ)教の信者は神様の指令下に入っているわけですね・・・・・・。

明主様(メシヤ様) そうです。こっちは役者です。

中村氏 そうすると人間の権利という事を言いますが、神様の前では人権というのを滅しなければならないという事になりますね。

 明主様(メシヤ様) いや、神様の前では全然無です。神様は絶対ですから、こいつは邪魔だからと一寸ひねったら、それでおしまいです。人間ナンテ情ないものです。

 中村氏 アメリカの大統領自身がどうにもならなくなった場合には、教祖さんを呼べば平和は解決するという事になりますわけですか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) 併(しか)しそれは簡単にはゆきません。そうなるとすると、私がアメリカに行けるような、時間的に余裕のあるような境遇になります。神様というのは決して無理がないのです。ですからそういった凡(すべ)ての条件が揃ってから行くようになります。今はそういう条件が揃わないから駄目です。

 中村氏 私の方の社で発表しまして、それによって大統領の招待がありましたら行かれますか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) 併(しか)し、あなたの方の社より神様の方が上です。又大統領にしても、名も知らない岡田という者を招待するという事は、有り得べからざる事です。

 中村氏 我々に会われたのも、神様の・・・・・・というわけですか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) 無論そうです。神様の方では、あなた方は素晴しい役目をされるわけです。

中村氏 いや、併(しか)し我々のボンクラ頭では紙の上にうまく表わせないかもしれませんが・・・・・・。

最後に現在の教祖御自身の生活に満足しておられますか・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) 非常に感謝してます。私は世界で一番恵まれているでしょう。なにしろ、多くの人から感謝される気持というのは、実によい気持です。

 中村氏 今日は我々も生まれて初めての経験でしたが、教祖も非常に御忙しい体と思いますが、我々ももう少し勉強させて頂きたいと思いますので、時々来させて頂きたいと思います。

明主様(メシヤ様) とに角、あなた方ジャーナリストが分るという事が一番よいのです。そういう人達が分れば地上天国は直ぐ出来ます。とに角今の人間は、あなた方が書いたものの方が、宗教家の言ったものより信じますから、非常に結構です。

 中村氏 長い間有難うございました。私も勉強して参りますが、又一つ御願い致します。

 明主様(メシヤ様) ええ、どうぞ。

 

≪「伊都能売観音様」入仏記念式典・挨拶≫
神界通信に沿っての御神業を

メシヤ教代表 楳木和麿

伊都能売神皇の御性格

皆さま、入仏記念式典おめでとうございます。今年で伊都能売観音様がこの地に御鎮まりになられてから75年になります。朝から大雪でどうなるかと思っていましたが、参拝する時には陽が射して明るくなり嬉しくなりました。

それから、祝詞を奏上し始めると(これは最近の支部のどこの月次祭でもそうなのですけれども)身体の内側から非常に熱くなってくるので、メシヤ様から存分に御光をいただいているような、そういう想いが込み上げてきます。そんな参拝が今日も許されて非常に良かったと思います。

伊都能売観音様の本来の御姿というのは伊都能売神皇ですので、ご参拝するたびに“どういう御存在であったのかな”ということを考えさせていただいております。取り分け今年の国際情勢を見ていますと、伊都能売神皇が出国された際に非常に関連するような出来事が起きております。

伊都能売神皇は、三千年前に朝鮮半島から素盞嗚尊が押し寄せて武力によって「統治権」を迫った時に、絶対平和主義を以て皇位を天照天皇にお譲りになって密かに日本を出国した訳ですね。そして、インドへ降って行かれて後に釈迦に仏教の基となる教えを説かれた、という御存在であります。伊都能売神皇が皇位をお譲りになられた天照天皇は『ある事情によって崩御なされた』とメシヤ様は御述べになられております。(この崩御の理由は、素盞嗚尊に因って毒殺された、ということを神界通信で知らされています。)

そのため皇位を天照皇后が継ぎ、琵琶湖より東側は天照皇后、西側は素盞嗚尊、という形で統治権を持った訳ですけれども、素盞嗚尊はその後も天照皇后に迫って、やがて日本全土を征服するという暴挙に出てしまいました。

それから数百年間、素盞嗚尊が統治しましたが、素盞嗚尊の特徴である、ある癖によって日本全土が乱れてしまいました。その乱れた際に隙をついて、以前から宮崎県の高千穂に潜んでいた瓊々杵尊(ににぎのみこと)の御系統が一挙に東征したのです。尊は神武天皇の祖父を生んだとされています。

宮崎県の高千穂に潜んで素盞嗚尊の統治が乱れることを虎視眈々(こしたんたん)と睨(にら)んでいて、そして愈々(いよいよ)ここまで乱れたので、天孫系が日本を征服しても庶民からは文句が出ないだろう、ということで一挙に宮崎から出て日本全土を征服したということですね。これが皇紀紀元の神武天皇の即位へとなり連綿と今に至っているのです。

それ以後、この出雲系の神々と天孫系の神々によって日本は政権をずーっと維持してきました。一方、大和民族は陰に隠れてしまって、芸術面で時折才能を発揮するということで今日まで霊統を受け継いできました。

昨今の状勢からみると、いわゆる朝鮮半島の動き、中国漁船問題ということをきっかけにして中国が圧力を掛けてきている状況は、三千年前、二千六百年前とあまり変わらないような状況が今でも続いているように思います。

そこで、もう一度考えなければいけないことは、伊都能売神皇の御姿勢ということですね。伊都能売神皇の大きな特徴は絶対平和主義というものです。これを支えるものは何かというと『徳によって治世(ちせい)に取り組む』ということです。さてこの徳によって治めるということをメシヤ様の弟子である私達はどこまで求めて生きているのか、ということが課題です。あるいは物事をどう考えていっているのか、ということを伊都能売観音様の御前に身を置いた時に真っ先に考えなければならないことだと思います。(後掲の事後雑感を参照)

75年経った今日、伊都能売神皇の御性格をどのように受け止めて、そしてメシヤ様の御教えをどこまで自分のものとして、どのように体現しているか、ということをここにご参拝の皆様には顧みていただけると有り難く思います。

御性格に照らして信仰生活の見直しを

今月各地の「メシヤ講座」で触れて来た内容は、対談記の中にありました霊籍に基づく生活の在り方、浄霊の在り方でした。霊界は180段階あって、そこに我々の魂が在籍しています。魂が上がれば天国へ行くし下がって行けば地獄へ在籍するということになっています。そして、それが現界での私達の生活に反映される、というようにメシヤ様は対談記でお述べくださっています。それに照らして私達の日常を考えていくと、日々の生活というのは魂が上がって行くということが一番大切だ、ということになります。

そして、天国に上がって行くにはどうしたらよいかというと、罪穢れの重みで地獄に行く訳ですから、罪穢れが払拭されると上に上がって天国に在籍することができるという訳です。

そのことを我々の日常生活に当て嵌(は)めて考えてゆくと、まず浄霊によって我々は浄められた訳ですけれども、浄められた霊体というものをまた曇らせてしまう、という生活を残念ながら今までのメシヤ様の信者は繰り返してきました。

その典型が、今もって教団紛争が終結していない最大の原因であります。紛争だけを考えてみても、当時の総長職にあった人に嫌疑をかけて、そしてその職から引き摺り降ろしたというのは、如何にも素盞嗚尊が行った蛮行に類似することであります。当然その引き摺り降ろした人達が暫(しばら)く政権についても秩序がなくなってくるので、そこでぶり返してきたグループというのはいわゆる天孫系に似ていると思えてきます。薬毒を作りだしたのが神農(盤古神王)で天孫系ということになってくる訳ですので、浄霊と医療を併用する考え方を受け入れているところが、非常に似通っています。

そこで、我々はメシヤ様の御教えに基づいて、伊都能売神皇の御性格に照らして信仰生活をもう一度見直さなければいけない、と思います。しかも、伊都能売観音様が御奉斎されていて、宗教宗派を超えて参拝に集結している「この場(観音堂)」は、非常に大きな役割があるのではないか、と思います。

肉体の異物排泄能力を身を以て認識させられる

その役割を考えた時に、7月に私がこちらへ来た時にも「足の浄化をいただいた」という話をしました。今回もまた出発する前の三日間、ほとんど右足が曲がらなくなってしまいました。今度は薬毒の根っこがわかっておりますので、そこを浄霊いたしまして、こちらへ出発する日には階段の下りも交互に歩けるようになりました。しかしまあ、小学校二年生の時に入れた薬毒が未だに残存している、ということを自分の体を通して改めて強く認識させられました。

ということは神界から相当、このことを皆に伝えなければいけない、ということをお示しいただいているのではないかと思います。それからここ(左手親指)にガラスが入っていたということを「メシヤ講座no.17(平成14年6月分)」で紹介したことがありますね。8年前の3月24日に事故で車のフロントガラスが割れてこの中(指の付け根)に入ったのですけれども、5月にその一番大きいガラスが自分の肉体の力によって外へ出すことができました。そして翌年の3月にまた小さい破片が出てきたのです。

ところが、札幌へ出発する前日の22日に3つ目がまた出て来たのです。肉体が異物を下の方から押し出してくる、という排泄力です。

枚方支部の月次祭の時に愈々(いよいよ)パンパンに腫れて来たので、“動かせば出るな”と思ってちょっと動かしてみたのですけども、出血だけしてまだ出すことができなかったのです。これは『ルナ三訓』の「早まるナ」ということだったのです。“ちょっと早まり過ぎたな”ということで止血して、また浄霊を続けていたら、光を当ててみると光るのでそこへ小指を少しあてたらポロっと出てきました。これだけ肉体というのは異物を排泄する力があるということですから、薬毒に対しましても排泄力が同様にあるのだ、ということを強く思わされて九州を発ってこの場へ来ることができました。

浄霊観を初心者から上級者へ

ということは、この伊都能売観音様の前で何を考えなければいけないかということであります。浄霊という絶対力を我々はいただいて、そしてそれを行使することによって霊は浄められる訳なのですけれども、浄められた後また曇らせるという行為をやっていると、伝授くださった御存在に失礼になります。

そして、毒素を排泄されてもまた知らず識らずに毒素を入れてしまいます。毒素については、例えば古い建物ですと問題ないのですが、新建材とか化学物質を使って建てている家ですと、その化学物質を体の中に吸い込んでいってしまうということがあります。

それから、外食などをすると農薬使用の野菜や化学調味料を使った食事を摂らないといけないことが起きてきます。“大丈夫だ”と言って減農薬、有機農法という表示の食べ物を買ってもですね、有機農法の中では何回までは農薬を使用しても良いなどと規準の甘いところがありますので、どうしてもそういった異物混入のものを食べないといけないことが起きてきます。

そうしたことを指摘すると「食べるものがないではないか」となりますが、我々の祖父母達の生活を見るとですね、ご飯だけでですね、大したおかずを食べない時代の方が元気だったということを我々は見て育っている訳です。山へ入ったり一日仕事をする人達は、何を食べていたか、というと水とご飯と梅干し、沢庵だけということだった訳です。それで一日働いていたのです。それで現代人より力もあったのです。そういうものを見てきています。

ただ、料理番組をやっていない局は今は無いですよね。そのため、テレビによっていろんなことを思い込まされているのです。「こういうものを食べないといけない」、「こういうものがおいしいのだ」と。自分の身体にある能力を最大限発揮していけば、主食であるご飯をしっかり食べるだけで必要な栄養分は体で充分作り出すことができるのです。そういうことを自分の食生活の中で持ち直して、自分の身体を汚さないという生活をしておかなければいけないのです。

しかも、ここでいただいたメシヤ様のお言葉(「メシヤ講座no.64(平成18年5月分)<神界通信>」参照)の中でも明確にそのことが知らされていますので、我々の身体を汚さないように心掛けたいものです。何故汚さないかというと、『霊体一致の法則』で身体を汚してしまうと霊が曇ってしまって、そして霊籍が下がってしまうということがあるので、注意しておかなければいけないということです。浄霊をいただく時にもただ「体が楽になりたい」とか「この病気に御守護をいただきたい」という浄霊のいただき方から、今月お願いしてきたのは、三千年来生まれ変わり死に変わりする中で精神に染み付いてしまった『夜の時代』の癖というものをですね、取り除くということを願って、癖に向かって浄霊の光を当てていくようにしていかなければ、我々の霊性の向上ということには中々繋がってゆかない、ということです。

MOAのように体を探査して浄霊の急所を探して行く、という浄霊は初心者には大切なことですが、そこからシフトアップしてゆかねば霊層界を上げてゆく、霊性の向上を目指してゆくという浄霊に繋がってゆきません。こうして「神界通信」をメシヤ様からいただいて、大事に思って生活をしている我々から、浄霊観を初心者から中級者、上級者へ引き上げてゆくように働き掛けてゆかねばならない、と思わせていただいています。

メシヤ様の対談記というのは、このように「入信教修」の神髄になるようなお話もしてくださっておりますので、どうかその部分を繰り返し繰り返し拝読していただいて、そして、ここでいただいたメシヤ様からのお言葉、伊都能売観音様に関するお言葉にも目を通していただいて、自分達の信仰をより高めていただいて、より多くの方々に感化を与えて、本来の御神業を推進できるところへ皆さんをお導きして上げていただきたいと思います。

コツコツと継続して善導を

私の挨拶はこのくらいにしておきますが、教団が三派に分かれている中で知っておいていただきたいのは、伊都能売観音様の御奉斎位置のことです。随分前に私が札幌で在職している頃に、「中央に御奉斎させていただいて定山渓開拓功労者の神霊様を両脇にお祀りさせていただいて整えてゆこう」ということを管理人(故人)と話し合って、観光協会の方と打ち合わせをし始めた時期があります。

それがある程度進んだ時に、そのことを妨害したのは実は現・いづのめ教団です。観光協会に「我々が世界救世(きゅうせい)教であるから、我々と交渉してくれ」としゃしゃり出て来まして、そしてその後、現・東方之光教団トップもここへ来て、そしてそんな話の中から「観音様を本部へ返してくれ」と言うところまで行ってしまいました。そのため観光協会に不快感を与えてしまい、「もう世界救世(きゅうせい)教とは交渉しない」ということで、私との話も頓挫してしまいました。

しかしながら、私が「雪解け水などでかなり染みが着いているので、表装を改めたい」ということを申し込んでいましたが、私が札幌を離任後に観光協会がそれを実施されました。その時にアクリルを入れてしまったことは少し残念なことでしたが、美しくなりましたことに感謝したいと思います。

私達のこうした月々のお参り、毎年の入仏記念式典、これがずーっと積み重なってより多くの人が集まってくるようになってゆけば、必ずもう一度そういう話が盛り上がってくると思いますので、そうなれば私達の願いも観光協会の方々にきっと受け入れていただけるのではないか、と思います。地元の北海道の方々はコツコツとこの取り組みを継続していただいて、善導していただくようにお願いいたします。

最後になりますが、10月に伊都能売観音様がこの地に御鎮まりになったということが最も大事なことです。それは何故かと言いますと、冒頭お話いたしました素盞嗚尊の系統は10月には故郷に帰っております。島根県の出雲大社に集合してそこから朝鮮半島に帰っておりますので、10月は非常に御神業が進む月になっております。だから「神無月」の「神」は素盞嗚尊の系統の神様だということですので、そういう月に伊都能売観音様が御鎮まりになられたのだ、というふうに改めて感じさせていただきながら私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

≪事後雑感(指導者向け解説)≫

メシヤ様の御光を直にいただけるように

意義深い式典を終えて時間の許される方々と話をしていると、以前こちらの地でお世話した方々のことを想い出します。大変な問題を解決できた方や難病を救われた方、大きな人間的飛躍を許された方、その中で御神縁を結ばれた方もいればそうでない方もいました。その一つ一つの事象は今も鮮明に想い出します。皆さん大変な御守護をいただかれたなあ、という感謝の念が湧いてまいります。

そして、御神縁をいただかれた方はそれぞれの立場で感謝報恩の生活を送られていることが人伝に入ってきます。それは何よりのことだと胸を撫で下ろすのですが、誠を捧げることを仲介する組織はもう少し責任を以てお世話に当たってほしい、ということを願わずにはおれません。

というのは、次回の対談記(今回掲載分)で、メシヤ様は『そうです。そうすると、マレンコフならマレンコフが、自分の目標が始終アメリカの大統領を思ってますから、そう想っているとマレンコフの想念が霊線を通じて始終アメリカの大統領に行くのです。行っているのです。そうすると大統領の此処(ここ)にある光が霊線を通じてマレンコフの方に行きますから、マレンコフの方の曇りがだんだん減ってきます。そうするとマレンコフは、これは共産主義によって世界を制覇するという事は間違っている。お互いに共同で幸福を楽しむのが本当だ、という事の心になってゆくわけです。そうするとそれでよいのです。』と御述べになっています。

これは教団トップと信者にも当てはまる霊線による影響です。光が霊線を通じて注がれる場合は幸いなのですが、指導者がウソの上塗りを重ねていると、そのトップを支持する信者も汚染されてしまうからです。そうすると幸福への道へと繋がり難いのです。

私達はメシヤ様から更なる恩恵をいただき、真理の解明が許されて進んでいるから、そうした方々の様子を耳目にすると、お気の毒に思えて仕方がないのです。

こういうことを述べると、「その方々へアプローチしたら良いのでは」という声も出ますが、これは所属組織の広報が行き亘っていて中々に巧くゆかないところがあります。このことは、8月分の「メシヤ講座・特選集」の対談記中で下記のような問答でも感ずるところです。

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 真山氏 そうですね。私等には一寸信じられません。そうしますと、今沢山の金をかけて、全国民が心配しています東大病院に入院しております原爆患者ですが、このお話をお聞きになってでございますが、お出かけになって、自分で一つ手がけてごらんになりたいという御考えは・・・・・。

 明主様(メシヤ様) 私はもっと重要な事があるから、個人的に救うという、そういう事は勿体ないです。それよりか私は今、これから何万人を救う人間を作るのです。

 真山氏 併(しか)し、何人かの人達が非常に困っているのでございますが、そういう御考えは、

 明主様(メシヤ様) 持ってます。助けてやりたいとはおもいます。併(しか)し、そうかといって、事情が許さなければ仕方がないです。つまり私は、そういった人を救う「人」を作る仕事です。

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この内容と重なって思わされるところがあります。勿論次元が大きく違い、類似して論ずるなど僭越なのですが、致し方ない状況があるのです。

メシヤ様の場合、全面的に薬毒論を提唱されていて、当時の東大病院と言えばその立場を全く異にする権威的存在です。そこへ出向かれたらどうなるかは推して知るべしです。そうしたところにジャーナリストの配慮がなされての質問にならなかったことが情けないところでもあります。

次の対談記(今回掲載分)でも、同様にしつこく次のように持ち出しています。

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 中村氏 先程のお話で、反駁(はんばく)するようですが、原爆患者を治しに教祖が行かれるのは勿体ないと・・・・・・。

明主様(メシヤ様) 勿体ないというのではないのです。私は今個人個人を救う事はできないのです。つまり救う人間を作る仕事をしているのです。

 中村氏 一寸、片手間においでになって、十分でも二十分でもという事は・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) そういう行動も神様次第です。行けないのに何処かに行こうとすると神様に止められます。

 中村氏 では、管長さんとか阿部さんとか、他の人が行くという事は・・・・・・。

 明主様(メシヤ様) こういう訳なのです。神様の方でその人間を救うという時には、こっちの方で誰かが行かなければならないような事になるのです。神様が凡(すべ)てやっているのですから・・・・・・。

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実にしぶとく食い下がっています。

しかし一方、9月分では、メシヤ様にしつこく突っ込んで質問してくれているお蔭で、私達の信仰生活の根幹をなす重要な御言葉を、次のようにいただくことができています。

『その前にもう一層根本的に言えば、人間は霊と体との両方で成立っているのです。処がその霊を認めないのです。医学というのは体を根本にして研究しているのです。併(しか)し私の方では霊主体従と言っているのです。つまり、人間一人一人の中心は魂ですが、魂というのは霊界に属していて、体は現界に属しているのです。この霊界というのは現界と同じで層になっていて、その層は百八十段ありそのどれかに魂は属しているのです。例えて言えば地獄にあれば、貧乏、争い、忌わしい悪い事ばかりがあり、だんだん上に行くに従ってだんだん良くなって、真中の中有界というのは、良い事もあるし悪い事もある中位の所です。それを越すと天国になりますが、此処(ここ)は良い事の方が多いのです。良い事ばかりが流れているのです。そこで人間に曇りがあると、罪によって、下の地獄に行きますから、地獄の凡(すべ)ての影響を受けます。そこで貧乏で苦しむという事も、そういった下段の方に影響されているわけです。籍が下にあるからです。そこでその籍を上にすればそういう忌わしい事が少なくなるから、貧乏や色んな苦しみはずっとなくなるわけです。だから籍を上にすれば、嫌でも良いことばかりが来て、悪い事は来ないというわけです。其処(そこ)はそういうような事になっているのですから、仕方がないのです。貧乏もそういう訳です。今の人間はみんな地獄にいますから、それをだんだん上に引上げなければならないのです。ですから救世(メシヤ)教の信者はみんな貧乏をしなくなります。』

非常に解り易いので、10月の各地「メシヤ講座」で念を入れて触れたところです。「伊都能売観音様」入仏記念式典・挨拶でも触れましたように、繰り返し繰り返し拝読していただきたいところです。

また、この霊界と現界の関係に基づいて、具体的に生活上で心掛けるべきことを更にお話しくださっているのです。もう少し引用します。

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真山氏 では救世(メシヤ)教の信者はみんな、病気もないし貧乏もしてないわけですか・・・・・・。

明主様(メシヤ様) 併(しか)し最初はありますが、だんだん年限が経つとそうなるのです。

真山氏 それは、どういうようにして引上げるのでしょうか・・・・・・。

明主様(メシヤ様) 魂の罪が減ればよいのです。つまり、罪の重荷と言いますが、その罪を取れば軽くなるから上るのです。

真山氏 どう致しましたらその罪が取れましょうか・・・・・・。

明主様(メシヤ様) 浄霊による事と私の本を読むとかする事です。それは光が出るからです。私の方で発行する新聞の活字から光が出るので、それをみる人があります。

真山氏 そうしますと私どもは当分の間は貧から救われないわけですね。

明主様(メシヤ様) あなた次第です。救われたいと思えば信者になればよいのです。そうすればドンドン良くなります。併(しか)し、うまい事を言って信仰させようとするのだろうと思うでしょうが、思っても思わなくても、“信じろ”と言うのは嘘です。物は試しだ瞞されたと思ってやって“なるほど、これだな”と思えばよいし、思わなければ御守は捨ててもよいのです。

真山氏 私も救われたいとは思いますが・・・・・・それはやはり罪が多いわけでしょうか・・・・・・。

明主様(メシヤ様) 人を苦しめるというのは罪になりますが、自分が仕合せになろうというのは本当の欲求です。人をいじめてオレだけというのはいけませんが、人も良くなりオレも良くなるというのは良いです。共存主義です。

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また、式典で体感した御光については、次の部分と共通しております。

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中村氏 疑問に思う事があるのですが、教祖はさっきから、暑い暑いと仰言ってますが、我々はあまり・・・。

明主様(メシヤ様) それは光の関係です。

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このことこそ、お世話する組織は最重要課題にしていただきたいのです。つまり、御光の源であるメシヤ様へ直に太く繋がり、御光に包まれるようにしていただきたいのです。

『水晶世界』に近付いている

出張中に文芸春秋十月号に掲載された村木厚子さんの手記(取材及び構成は江川紹子氏)に目を通しました。「検察のストーリー」ということが巷間叫ばれていますが、手記には切実なものを感じました。手記を読み進むうちに、『法難手記』とダブってしまいました。

それだけに、検察内の不正が明るみに出たことが何よりのことでした。明るみに出たのは中国漁船問題のビデオでも同じことです。ビデオ流出については様々な情報が流れ、憶測も飛び交いました。しかし、大切なことは、逸早い情報公開を怠ったことへの政府の責任です。公開が遅れたことにより世界の理解を得るところまで行けず、中国側の外圧に屈した形になってしまったのです。

各地メシヤ講座の中で、菅首相への「毅然たる態度で・・・」という声について触れましたが、そのためにはアメリカによる核持ち込みと有事の際の使用権が不可欠です。そうした論議を根底に置かずに感情論を持ち出しても幼児性を問われるのみです。ましてや政治家がそうしたことを口にするようでは、自らの責任放棄を認めたことになります。

金正日総書記の長男が不法入国した際、小泉政権は何をしたのですか。拉致被害者が夜も眠れぬ日を送っているに関わらず、交渉のカードに何故使わなかったのか、ということです。これらは、戦後政治の未熟さを露呈していることなのです。すでにドイツは核については上記のような仕組みを構築していますし、周辺諸国とも賠償をはじめとする終戦処理を終了しているのです。周辺諸国から日本のような難題を突き付けられ続けてはいません。これは政治家が自らの役割を果たしてきたからです。

情報の公開については、チリの鉱山落盤事故において、当初の救出予定より早い10月13日に33人全員が救出されたことも「情報公開が早かったお蔭だ」と見られています。公開が早かったので、救出のための知恵が世界から結集されました。技術的支援、救援物資も寄せられました。33という数字から色々述べられた向きもありましたが、情報公開こそ問題解決の手段である、ということを知らしめたと言えます。

つまりは『水晶世界』に近付いているばかりではなく、その素晴らしさを社会情勢が見せつけているのです。本来宗教が善導すべきですが、人類の英知が自然な形で求めているということです。このことを宗教の世界にいる者は、しっかりと自覚せねばなりません。

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