メシヤ講座・特選集no.139(平成24年8月分)

<御教え>

『文明の創造』科学篇
無機質界

(文創  昭和二十七年)

本文は『文明の創造』131ページに記載されています。(『文明の創造』購入方法は「出版案内」を参照ください。また、研鑚資料『文明の創造 二・上』では73ページです。)

 

≪解説≫
『文明の創造』拝読により物事の根本を把握する姿勢を求められたメシヤ様の御意図を知る

メシヤ教代表 楳木和麿

メシヤ様の御神格に対する認識により多大な恩恵をいただく報告

8月度の各支部月次祭及び「メシヤ講座」会場では、何時もながら御守護報告が相次ぎました。当り前のように感ずる奇蹟も、新しく御縁をいただくことにより『メシヤ様の御神格に対する認識』を新たにして、『メシヤ様へ直に太く繋がろう』とする想念を確立した方々の報告には胸を打たれます。素直なお取り組みと、その証の数々には「素晴らしい」を連発せざるを得ない、と申しても過言ではありません。

メシヤ様が、『想念の大切さ』を最後にお説きになり、『御念じなさい』と説諭された、そのままのお蔭が相次いでいます。

どこの会場もホームページを開設したなら、どんなにか多くのお蔭話を紹介できることか、と痛感しました。そこで、ここでは「メシヤ講座・岡山」から鮮やかな奇蹟をいただいたお二人の方による三事例を紹介します。

〈Aさんの入会後の御浄霊の証と過去の経緯〉

 参加者:私のところは田んぼと畑が結構あって、この時期は草取りに忙しくて、昔から凝り性というのかな、背中が重たくなり、肩、首にきて最後に頭の天辺が痛くなる、そうなると目の奥も頭も痛くなり吐き気がして、○○さんのところへ浄霊をお願いに行って、2日続けて毎日3時間くらい浄霊を受けないと良くならなかったんです。

 ところが、ここで入会して、朝なんかでも目が覚めても頭が重いとか、首が痛いとか肩が疼いても、メシヤ様と御願いして自己浄霊してたら良くなって、○○さんのところへ浄霊のお願いに行かなくても自己浄霊で乗り越えさせていただいているんです。

 だから本当に”みんな試したらいいのに”と思っているんです。本当に力が違うんだということで伝えていけたらと思っています。そういう今日この頃です。

 代表:ああ、そうですか、すばらしいですね。

 参加者:それで子供の頃、指の先を機械で落として、その時御霊紙を貼って包帯をぐるぐる巻きにしてタオルで更に巻いて、すぐ瑞雲教会へ電車で行って山根先生に1回だけだったと思いますが、浄霊をいただいたんです。

 そしたらしばらくして指が生えてきたというか、出てきたんです。少し短いですが、そういうことがありました。その時、指を切って落としていたんですけど、痛いという感覚はなかったと思います。

 代表:痛い感覚が無いのが不思議という人は、大勢体験しているけど、指が出てきたというのはめったにないでしょう。

 参加者:そうですね、ある日指が痒くなってきたなというので、巻いていたのをちょっと取ってみると長さは前と同じではなく少し短かったですが、指が生えていたというか・・・。

 代表:爪まで落としたんじゃないですか?

 参加者:そうです。この辺りの骨から上が・・・。

 代表:爪がないとね、指先に力が入らないですからね。それが出てきたということは、形が少しくらいおかしくても、人間としては雲泥の差ですからね。爪があるのとないのはね。

 参加者:そういう不思議なことがあったんです。親は昭和20年代に入信していたんですが。そういうことでお産の時意外は、お医者に罹ったことがないんです。これも浄霊のお蔭だと思います。

 代表:それに今、肩凝りと頭の痛みが、○○さんのところへ駆け込んで2~3日掛っていたのが、自己浄霊でいけるという・・・。

 参加者:そうですね。頭はガンガンして目は開けられなかったし、だいたい1週間くらい、今までは寝込んでいました自己浄霊もその頃もしていたんですが・・・、効かなかったというのが本当のところです。(爆笑)
「メシヤ教の浄霊は凄い」と、○○さんは言うし、真喜ちゃんの頻尿の御守護のことにしても他の人の色々な話もあってね、やっぱり凄い力というか、「お光が違う」とか言うのを聞いてね。

 参加者:話してても、ふうーんと知らん顔をしていたりしていたのに、聞くことはちゃんと聞いていたんだね。(爆笑)

 参加者:そうよ、ちゃんと聞いてたわよ。(爆笑) 良い事には寄って行かないと、もったいないが・・・。朝なんかでも、今日は起きられんわ、頭のこの辺が重たいわと思っても、頭をこうやってしてたら、今度起きたら気にならないくらいになっているんだから・・・。

筋腫に御守護の長女、『祈りの栞』を持ったら「うわーっ」と泣き出す二女

〈Bさんの入会後の御浄霊の証について〉

 参加者:私は浄霊をね、メシヤ様と想念を入れ替えてさせていただいたら、長女が30歳で子供を産むのに筋腫が出来たと言って「帝王切開で、大きな病院に行って取らないといけない」と言われたんですよ。メシヤ様どうしたらいいでしょうかとお祈りさせていただいたんです。

 そうしたら長女がうちの家に産前に早く帰ってきたんです。”これはしめた”と思いまして、ずうっと毎日させていただいたんです。そうしたら筋腫が小さくなっていて、7月末に安産で、筋腫があった場合は出血が凄い出るらしいですね。それでも安産で出産を許されまして・・・。

 代表:それはすばらしいお蔭ですね。
参加者:すいません、それは長女なんですけど、今度は次女が霊慿りになって、「もの凄くえらくなった」と言って、会社の帰りに。それで、頭の脳天から浄霊をさせていただいていたら、「えらいからちょっと横になってもいいかな」と言うので横にさせてずうっと浄霊してたら、「光があるところへ行きたい」と言い出して、先生からいただいた『祈りの栞』を持ったら、「うわーっ」と泣き出して、「すごい」「ありがとうございます」「ありがとうございます」と言い出すんですよ。

 それでメシヤ様と言ってさせていただいたら、凄くまぶしくなったと言って、それでそれは良くなったんですけど・・・その場合はどう・・・浮遊霊か何かでしょうか?

 代表:おそらくそうでしょうね。帰りにそういうのが来たというのはね。

 参加者:結核患者が多い早○というところがあるんですよ、そこがピッと頭に浮かんだんですよ。そこは結核患者が自殺してるんですよ、身投げを・・・そこを通って帰るのかなぁと聞いたら、そこかどうか分からないけど池があると・・・それで何か自分がおかしいと言って、その時は、何かの都合で余り寝てなかったようです。

 代表:なるほどね、あのね、小さい子で夜怖い時、これ(祈りの栞)をね、胸に置いて寝ると結構眠れるという子がいるんですよ。結構います、そういう子がね。

 ですから、その次女の方のね、光が非常にというのは、やはりメシヤ様がお作りになった祝詞ですのでね、光に溢れていたんでしょうね、そしてしかもメシヤ様とお祈りしながら浄霊したわけなのでね・・・それは凄いお蔭話ですね。

 参加者:最近の話なんです。

メシヤ様が夢の中で御教導くださる

岡山支部での報告に対して、お世話側の報告も心温まるものがあります。鎌倉支部から「メシヤ様の御精神を現代に求める座談会」に書き込まれた内容が代表例です。

新しく御縁をいただく方々のお世話に真摯な姿勢で御教え通りに取り組ませていただくと、その都度鮮やかな証を目の当たりにします。そして、受けた相談に対して、一つひとつ御教えに照らしつつ丁寧に取り組ませていただければ、その都度鮮やかな証を目の当たりにします。

そうした日々の中で、鎌倉支部の内容は、取り分けメシヤ様の大きな見守りを実感するところです。

鎌倉支部に毎週ご参拝に来られている「いづのめ教団」所属のTさんが沢山の知り合いの方に『文明の創造』を紹介しています。先日も「10冊預かってもよろしいですか?」とのことでした。メシヤ様の御教えを沢山の方にお伝えしたいということで、“今度はあの人に”という様に日々ご自身で計画しつつ広めておられます。不思議と話す方皆さんが読みたいと言う様です。

また、元「秀明会」のIさんは先日、秀明時代の友達に『文明の創造』を持って行きましたが、その方はわずか数分もしないうちにスッキリとしたと言って眠り始めたそうです。今まで溶けたことが無かったそうですが、1.2分で眠ってしまったそうです。御光が強いと御本人も大変驚いていたそうです。

『文明の創造』が発刊されて以来、日々浄霊力も強くなってきておりますし、本来の在り方を求めておられる方々との出会いも増えて来ております。

日々沢山の証をいただく中で、自分自身の信仰の在り方を反省させていただきつつ今後の姿勢、取り組みについて考えているうちに、“あまりにもお粗末だ”と半分落ち込んでおりました。焦る心を落ち着かせながら日々悶々と過ごしておりました。

そんなある日、明け方にメシヤ様の夢を見させていただきました。

メシヤ様はとても御優しく、『焦らずとも大丈夫だから安心して取り組みなさい』と仰ってくださり、あまりの勿体なさ、有難さに号泣してしまいました。

目が覚めてからも余韻に浸りつつ、感謝でいっぱいになりました。

いたらない事ばかりですが、これからも皆さまと共に地道に取り組ませていただきます。

この鎌倉支部の書き込みをはじめとして、現在、『文明の創造』に対する問い合わせが北海道から沖縄に至るまで寄せられておりますが、同時進行で「祈りの栞に寄せて」の希望者が急増しています。そのため増刷を余儀なくされて、有り難くも大忙しで作業を進めているところです。

メシヤ様の厳しい御教示

さて、鎌倉支部の書き込みと関連して、「メシヤ講座・特選集」の整理に取り掛かった日に、私の夢にメシヤ様がお出ましになりました。乱雑な机上のデスクが並ぶ事務所(御在世当時の本部事務所か?)に突如メシヤ様がお出ましになり、数枚の和紙を握っておられ『今から言うことをこれに書け』と仰いました。非常に早口に聞こえ、“当時の口述筆記者はこのスピードにお応えになったのか”と妙に冷静な感懐を持ちながら、“まずは下書きをして和紙に清書させていただこう”と机上の紙に書き留めさせていただきましたが、不十分なものでした。

メシヤ様が『まだ出来ないのか』と厳しく仰ったところで目が覚めました。青年専従者時代の様相の自分は、“これが御在世当時の御叱りなのか”と有り難く思うやら、“それにしても側近奉仕者はどこへ行ったのだろうか”と疑問に思うやら、“しかし、この厳しい御口調はどういう意味なのだろうか”と、晴れぬ心でしばし未明の天井を見つめていました。

一方、『天国の福音書』続篇に対する御催促とも拝されたのですが、御法難以降のメシヤ様を取り巻く情勢の一端を垣間見た思いも拭い切れず、夢の答えは出ないままでした。

そして、月末の清掃奉仕を汗だくになりながらさせていただき、本部の窓を全て拭き終える頃に、おぼろげながら明らかになるものがありました。

それは、「メシヤ講座・大阪」後の直会の際に、『文明の創造』の「未定稿論文」に記述された『国武彦尊』に関わる質疑で正鵠を欠いたところがあり、直ぐに関連する論文を想い出さなかったことに関係していました。つまりは、そのことに関わる御教示だったのです。

『文明の創造』御執筆の前年に御執筆された『時局と霊界』という御論文が在りますが、この論文中では明かされなかった内容に当たる、と受け止めれば良いのではないかと思わされたのです。まずは、引用します。

 

『時局と霊界』
  (地二十一号  昭和二十六年二月二十五日)現在世界の状勢は、実に有史以来未だ嘗て見ない程の、大規模な危機的様相を呈している。勿論第三次大戦は、絶対免れ得ない事は、世界の人間殆んどの頭脳を支配している観念であろう。何しろ五十以上の国々が、残らず関聯している痛切な問題であってみれば、其影響の大きい事も亦空前である。然し之は誰が目にも映る処の、現在世界の姿であるが此現世界の一切は霊界が根源であるとしたら霊界の実相が判らなければ、問題の根本は把握出来ないのは勿論である。先ず其事を知ってこそ、初めて将来の見通しもつき、心からの安心を得らるるのであるから、今それをかいてみよう。抑々、主神の御経綸は、将来地上天国建設の為、物質文化を或程度迄、進歩発達させなければならない。此意味に於て善と悪とを作られたのである。何となれば、此善悪の摩擦によって、現在見るが如き、絢爛たる物質文化が出来上ったからであって、今や天国出現の一歩手前迄来たのである。此事は常に私の説く処であるが、本論に入るに曩立って、一応はかかねば、新しく読む人には判り難いからである。霊界に於ては、人間が創造された時から、既に人間同志の闘争が始ったのである。その中で最も強者である者は、其時代の全地域に渉る一切を専有し、意のままに支配せんとする欲望を抱き、それを実現すべく善悪無差別的暴力を揮ったのも、今日と同様である。それによって漸次人智は発達し、人口も殖えるに従って、争闘の規模も拡大され、遂に今日に到ったのである。処が今日見るが如き世界的覇権を握るべく、計画を立てたのは、今から二千数百年以前であって、其主脳者こそ霊界に於ける、一大強力者である○○龍神であったのである。此龍神は○○○之尊という神に憑依し、暴虐手段を以て、世界を自由にしようとし、目的の為に手段を選ばざる的のやり方で、一時は成功したようだったが、九分九厘で失敗し、遂に主神の厳罰を受け、一応は悔改め善神に立戻ったのであった。すると○○龍神は、次々、其時代の力量ある人物に憑依しては、世界征覇の野望を達成しようとし、其都度失敗したが、彼等は懲りる事を知らず、今尚執拗に奮闘しつつあるのである。古来からの英雄、豪傑と言われる人物は何れもそれであった。彼等が一時は時代の英雄として、権勢飛ぶ鳥を落す勢いであっても、終には失敗し、其末路に到っては、哀れ儚なく滅びて了ったのは史実に明かである。近代に至って、彼のシーザー、ナポレオン、カイゼル、ヒットラー等も勿論それであった。茲迄かいただけでも、今日の事態の根本は大体判断がつくであろう。私は、右のような英雄を称して、世界の壊し屋の親方と常に言うが、何しろ之迄の世界は真の文明ではなく、人間と雖も半分は野蛮性が残っていた以上、霊的に言えば尠からず罪を犯し、罪穢を積んだのであるから、時々浄化作用の必要が起る。それには壊し屋も、掃除屋もなくてはならないから、英雄という掃除屋の出現も、神の経綸の一つの現われでしかない事を知るであろう。従って憤慨する事も、絶望する事も、大した意味がない事が判る。

最後に私の事を、少しばかりかいてみるが昨年五月から六月にかけて、奇禍の為警察や刑務所生活で悩まされたが、其時の検察官諸君には、何れも○○龍神の眷族が憑依して私を責めたので、余り責め方が酷い時は私の守護神が一寸加減させるので、息がつけたのである。という訳で彼等役人と雖も実は右の霊に思わせられ、させられたのであるから、暫く経つと、あの時どうしてああいうように思われたり、あんな事をする気になったのかと、自分で自分が判らなかった事を、後悔するに決っている。

以上は霊界の、ホンの一部をかいた迄であるが、多少の参考になるであろう。実はもっと深くかけば尚よく判るが、経綸上今はかく事が出来ないのを遺憾とするのである。

この御論文の末尾に『経綸上今はかく事が出来ないのを遺憾とするのである。』と御記述になられていますが、『文明の創造』御執筆と共に明らかにされた、と拝察されます。ですから、時系列で御論文を照らし合わせて拝読させていただくことをお勧めします。より深く理解が進むと思われます。

しかしながら、メシヤ様が御経綸上『かく事』の時期であることを御判断してのことであるにもかかわらず、弟子が危惧の念を抱いたことは「後記」に記述した通りです。

また、『従って憤慨する事も、絶望する事も、大した意味がない事が判る。』は、私達のあるべき姿勢を御教示くださっているのです。

そして、『善言讃詞』にメシヤ様が詠み込まれた『夜叉龍神も解脱為し』の意味も深みを増すのではないでしょうか。

ところで、夢の真相のことですが「これが『神の言葉』というものか」という万感迫る思いの結論でした。それだからこそ、メシヤ様は推敲を重ねられて『どういう表現であれば万民に理解させることができるのか』という御心を以って原稿に朱を入れられたのです。そこへ辿りついた際に込み上げる感謝の念は表現のしようがありませんでした。

メシヤ様の御意図をより深く求めて

9月度拝読の『無機質界』では、7月からお話している素粒子の発見と深く関わってまいります。そこで、次の御論文を併せて拝読させていただくと、メシヤ様の御意図をより深く受け止めさせていただけるのではないか、と思いますので、最後に引用します。

拝読する中で『又宗教であるが、之も御多分に漏れず行詰ってどうにもならない。」とご指摘になられている事例は、某教団を見ているようで、胸が痛むところがあります。吟味してください。

『宗教、哲学、科学の一致』
(栄九十一号  昭和二十六年二月十四日)此論旨の内容は現在ある処の宗教、哲学、科学の水準よりも、幾層倍進歩したものであるが、之を読むに従って、納得される筈である。先づ、科学界の現在であるが之は誰も知る如く、原子時代に迄進んで来て、彼の湯川博士の中間子発見となったが、之は御承知の如く、原子科学の理論物理学としては最尖端に迄来ているのである。処が、全世界の科学者は之以上の発見を目指して非常な努力を払っているが、殆んど行詰り状態で、壁に突当ってどうにもならないというのが現状という事である。そうして面白い事には、哲学でも同様であって、最も新しいものとしては、彼の実存哲学であるが、之によるも科学と同様壁に突当って、どうにも動きがとれないのが事実である。そこで近来の哲学者は、絶対者の言葉に論理の鉾先をボカしているが、之は実に面白い。絶対者とはいう迄もなく神の代名詞である。神の言葉を使うと宗教の分野に入る事になるから止むを得ずそう言わざるを得ないのであろう。又宗教であるが、之も御多分に漏れず行詰ってどうにもならない。というのは宗教の本領である奇蹟が、寔に少ない実状である。そこでやむなく理論によって、それを補おうとしたり、種々の社会事業等によって、存在の価値を意義付けようとしている位で、人類の最も苦悩である病気、犯罪、戦争等に対しては、殆んど何等有効なる活動はなし得ないにみても、やはり行詰りをよく物語っている。

此様な現実は、一体何を示唆しているのであろうか、勿論世界の有識者の誰もが同一観念の下に行き悩んでいるのである。茲に到って私は之等一切の、行詰りを打開し、一大指針を示すべく、今其論文を執筆中である。

従而、今其概念だけをかいてみるが、例えば、原子科学にしろ、今一歩進めば無機質界に突入して了うのである。何しろ此無機質界は、機械での測定は不可能であるから、把握することは全然出来ないのである。言う迄もなく、此世界こそ神霊界の手前であり、一切万有の根源であって、科学的に言えば勿論無限小の粒子によって、構成されている世界で、その粒子は光の根源でもあり之を放射能として応用する事も出来る。然も此放射能力は人類の経験にもない威力を発揮し得るのである。之を科学的に言えば理論神霊学である。そうして又科学上の実験物理学と同様実験神霊学でもある。

此実験神霊学の現われとして最近報告された処の、神霊の光に対し、レントゲン光線が透過出来なかったという事や、誰も居ないのに一大音響を発し、未信者である隣家の塀が倒れんとした事などの、奇蹟にみても明かである。従而現在人類が最も恐怖の的とされている彼の原子爆弾の光にしろ、恐らく透過は不可能であろう。とすれば此神霊の力によって、戦争なき時代を招来する事も、敢えて不可能ではないであろう。

今一つは、医学上唯一の病源とされている黴菌の発生源も、理論神霊学によれば、明確に把握出来るのであるから、之によって病なき世界の実現も、左程難しい事ではないのである。

之を一言にしていえば、宗教も哲学も科学も、神霊界の一歩手前に来て、行き悩んでいる以上、今日の如き暗黒無明の時代となっているのである。茲に於て神は、私をしてその障壁否岩戸を押開き、光明世界に導かんとする、其大愛が本教の出現となったのである。所謂、世界の岩戸開きといってもよかろう。

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