メシヤ講座・特選集no.162(平成26年7月分)

 <御教え>
『文明の創造』宗教篇
霊的病気 
結核と憑霊
(文創  昭和二十七年)
本文は『文明の創造』280ページに記載されています。(『文明の創造』購入方法は「出版案内」を参照ください。

また、研鑚資料『文明の創造 三』では14ページです。)なお、『霊的病気 結核と憑霊』は8月に拝読し学び合う御論文です。7月に学び合った『癌病』に関する内容は各支部ホームページを併せて参照していただければ幸いです。

<解説>

『文明の創造』拝読によりメシヤ様の御導きとそれを裏付ける御力が鮮明になる

メシヤ教代表 楳木和麿

「箱根参拝場建設用地入手」の事後報告

7月度は、「地上天国祭」でメシヤ様を拝することが許された内容の報告が相次ぎました。祭典中に拝した方が最も多く、奥津城で御言葉をいただいた方もいました。何れも見守られている感じでしたが、温かい眼差しに拝した方もいれば、厳しい御言葉を賜った方もいました。どの報告も感動的でした。更に、箱根強羅の地に参拝場建設用地を入手することが許されたことに対しては、「涙が込み上げて仕方がありませんでした」と異口同音に声をかけていただき、信徒の皆さんの篤き信仰に心を打たれました。

箱根強羅の地に参拝場建設用地を入手することが許されたこと、取り分け「地上天国祭」の佳き日に参拝者に建設用地入手の報告ができたことは、正に神様から与えられた土地であることを実感させられました。それは、「地上天国祭」でお伝えしたように三つの必須条件を満たしているばかりではなく宗教性を満たした形で入手できたからです。

重複しますが、必須条件とは

第一は、参拝場を建設した時に“神山に向かって参拝できる”ように御神前を設えることができる場所。

第二は、参拝者やご奉仕に上がった方々が温泉に入って帰れるように“温泉権が確保されている”という場所。

第三は、箱根登山ケーブルカーの駅「公園上」ないし「中強羅』から徒歩15分以内で行ける場所。

というものでした。

第一条件の“神山に向かって参拝できる”ように御神床を設えることができる場所として、担当していただいた鎌倉支部責任者と業者の確認を裏付ける内容を、三重支部責任者から地図を示していただきました。正に、一直線に結ばれるのです。その地図を目の当たりにした際には、身の震えるほどの感動を覚えました。

しかも、7月度鎌倉支部月次祭の後に驚くようなことがあったのです。かねてから鎌倉支部では、御神床に改装を加え、最高最貴の御存在に御鎮まりいただく在り方を求めていました。7月度鎌倉支部月次祭で打ち合わせした折り、私は「経費は嵩(かさ)むが、どうせならば次の間(八畳間)の奥に謹製したらどうだろうか」と提案したのです。

その翌々日に鎌倉支部責任者から思いも寄らないメールが届きました。

「御神床のことですが、気になり地図アプリで見たら神山に点で一直線でした。

いろいろなことを通してメシヤ様を身近に感じさせていただきます。今後の展開も含めてより謙虚な姿勢と地道な取り組みが大切だと思わせていただいております。

箱根御参拝所の建設への喜びを胸に沢山の方がメシヤ様と太く繋がることが許されるようにコツコツと取り組ませていただきます。どうぞ宜しくお願いします。」

という内容でした。

正に“神様は必要な時に必要なように用意してくださる”という宗教性に基づく展開に驚喜したところでした。早速改装に着手し、幸いなことに御神床の天井を更に高くすることができる構造になっていたそうです。大変立派なものになります。予定通り進めば、8月度月次祭は遷座祭を兼ねて執り行わせていただき、心新たに祭典を執り行わせていただけるものと思います。大変な慶事であります。

鎌倉支部には忙しい中、箱根参拝場用地内の駐車場建設の打ち合わせにも取り掛かってもらっています。

メシヤ様御描画観音様の御奉斎形式を定山渓温泉観光協会へ再度申し入れる

また、地上天国祭で報告した二点目の札幌・定山渓温泉に御奉斎されている「伊都能売観音」様の御神床に関する内容ですが、7月26日の祭典後に観光協会を訪ねて責任者と直接面接することができ、再度申し入れをすることができました。既に札幌支部の代表者三名と話し合いを持っていただいておりますが、詳しい進捗状況をお尋ねして具体策を講じました。

このチャンスを逸すると、相応しい形にすることは叶わない思いがありますので、念には念を入れてお願いしました。札幌支部の代表者三名の方には、密に連絡を取ることによって理想的な形に仕上げていただけるように、次の手も打って参りました。

そして、代表者の一人の奥さんが御神体御奉斎を許されてから、私の足の浄化と同様の浄化をいただいておりました。私は褄先をかばって歩いたためにアキレス腱を固めてしまったのですが、その奥さんはアキレス腱が溶けてプヨプヨになってしまったようです。夫婦で以下の点を確認して浄霊一筋で取り組んだそうです。

○アキレス腱の損傷は、手術かギプスによる固定で対処するのが一般的。

○メシヤ様の質疑応答に『アキレス腱も浄霊で治る』とある。

○手術、ギプス固定いずれも行わず、安静と浄霊一本で対処する。

1か月弱でアキレス腱の復元が見られてきた時点で、薬を極力使用しないことを心掛けている友人の医師に相談したところ、「ここまで来れば大丈夫」と言われ、 以後歩行練習に取り組んできたそうです。

この奥さんからは「アキレス腱がなくなった日が6月14日」というメールを受信していたので、何故その日にそうした事態を迎えたか顧みる必要があり、「地上天国祭の代表挨拶をジックリ読んでみてください。」とメールに添えて、浄霊の急所を伝えました。御神業をはじめとして家庭生活全般を見つめ直した旨の報告を受けました。そして、スキーのステッキを支えにして歩行する姿は、厳しい症状となった浄化を乗り越えた力強さを伴って映じていました。

臨床宗教師の育成に関して

また、北海道出張の際に東北大学が進めている「臨床宗教師」養成の「実践宗教学寄附講座」に関する記事(文藝春秋八月号)を読みました。「医師にはできない心のケア――人はなぜ『幽霊』を見るのか」と題した柳田邦男氏と鈴木岩弓東北大学大学院教授の対談です。

冒頭を紹介したいと思います。


柳田 東日本大震災の発生以来、私はしばしば東北を訪ね、作家の視点から被災地を見つめてきました。そこでよく聞いたのが、「幽霊を見た」という話なんです。「亡くなった子が毎晩幽霊になって出てくるんです。浜辺に立ってこちらを見ているんです」「亡くなった父が部屋でぼーっと立っていたんです」といった声を耳にしました。

悲惨な津波被害に遭った地域で、被災者のケアに取り組んでいる医師やカウンセラーに話を聞くと、「通常の診療行為では、彼らの恐怖感や喪失感に向き合えない。ケアする側が心の中に深い宗教心のようなものを持っていないと」と悩んでいる。悲しみを分析するのではなく、被災者の心に親身に寄り添えるような存在――つまり、宗教者が求められているということです。

そうした中で、これまでになかった新たな動きも生まれてきました。地元の宗教界などの支援を受け、東北大学に「実践宗教学寄附講座」が設立されたのは、画期的でした。この講座では、福祉施設や病院などで宗教的な心のケアを行う「臨床宗教師」という宗教者の育成を目指しているといいます。

今日は、講座の主任教授を務めておられる鈴木岩弓先生に、専門家の見地から、宗教者による支援活動の重要性などをうかがいたいと思います。

鈴木 私は宗教民族学が専門で、これまで死生観や民間信仰の研究を続けてきました。日本人は欧米人とは違って宗教への信仰が薄いとされますが、それは表面的な見方にすぎません。日本人特有の信仰の感覚があります。

震災を通して強く感じるのは、本来宗教が持つべき社会的役割が問い直されているということ。柳田さんが今おっしゃったように、喪失体験を抱え、悲観にくれる被災者には、宗教者が持つ力こそが必要とされているのです。


という内容から話が進められていました。

ここで私達にも必要な姿勢として再確認すべき内容がありましたので、特記しました。「悲しみを分析するのではなく、被災者の心に親身に寄り添えるような存在」ということは、御教えを深く学ぶ中で心掛けなければならない姿勢の一つであるからです。

『天国の福音書』続篇(一)『主神様とメシヤ様』の反響

その点、『主神様とメシヤ様』の反響に類似することがありました。「メシヤ様の御精神を現代に求める座談会」に既に書き込まれた内容ですが、ここで引用します。


愛媛丹原会場です。

先日「主神様とメシヤ様」の御本が届きましたので、341ページの『転向者の悩みに応う』のところを拝読させていただきました。

その時、以前所属しておりました神○○明会からメシヤ教に移る際、「あなたの、その移ることが問題なのよ」と、本来の御教えとは真逆のことを言われたことを思い出しました。

また現在、メシヤ教でお世話させていただいている○さんに御本を渡した際にも、神○○明会の友達から「○君は、霊的にやられて変な信仰に入ってしまったから近づかないように言われた」と聞かされたことを思い出したそうです。

二人でこのページをもう一度拝読させていただき、「本当のことを教えてもらっていない神○○明会の人達はかわいそうだね」と確認し合いました。

また、彼は神○○明会にいた時、世話される上においても一つ言えば十返ってくるような責めの言葉や「○○しないと大変なことになる」などといった恐怖信仰を植え付けられたようです。

ですから、初めて楳木先生にお会いした時も、“神○○明会と同じような先生であれば、一切無視しよう”と警戒していたところ、まったく違い、本来のメシヤ様の御教えや、的確なご指導、お話をいただき、“もっとお聞きしたい”、“学ばせていただきたい”という思いになり、一年余りずっと愛媛・丹原、西条両会場にてメシヤ講座に出席をさせていただいています。

この「主神様とメシヤ様」の御本は、神○○明会の方々に是非拝読していただきたいと、切にお祈りいたします。


この書き込み内容と「臨床宗教師」育成理念を比較した時に、現代が求めている姿勢というものが一目瞭然と言えるのではないでしょうか。

親身に寄り添った上で取り組むこと

「臨床宗教師」の取り組みに関連して、御教えに基づいて更に踏み込んだ話に移らねばなりません。

7月度の本部月次祭で嬉しい報告がありました。

鹿児島から参拝した青年女子から「氏の変更の許可が父から出ました」という報告を受けたのでした。

この家系は、鹿児島県の離島からお父さんの代で鹿児島市に移り住んだのですが、ある事情から氏を変更してしまったのです。その後、東○○光教団に入信し、やがて紫微宮を申し込んだのですが、古い姓では祀られていなかったのです。

青年女子のお姉さん(福岡県在住)が本部へ繋がり、毎月の月次祭へ参拝を重ねている中で氏の問題が浮上したのです。家系に生じる様々な問題は先祖の戒告の部分が多分にあるので、元々の姓で先祖供養に日々努めなければならないことに気付きました。

そこで、お父さんへその旨話したのですが「東○○光でやっているので、それで良い」と言って、その内容は受け入れられないままでいました。

それが、「地上天国祭」から戻り姉妹で話したところ「お前達の良いようにしろ」という返事をもらった、というのです。(現在裁判所に氏変更の申し立てを開始したところです。)

この青年女子は、同時に身体的御守護、職場上の御守護もいただいた、ということで感謝献金を届けられたのでした。

これは親身に寄り添った上で取り組まねばならないことの一つです。御教えに基づいて、先祖の側に立って考えて行動しなくては、救霊に繋がりにくい面がありますので、心したいところです。

指導的立場にある者の姿勢

更に付け加えるならば、7月度に拝読して学び合った『癌病』の霊的原因についてです。ここで大阪支部で話したことと出雲支部で話ししたことを代表例として紹介したいと思います。まず大阪支部では次のように触れました。


それからその後のですね、『舌癌』を代表する問題の中にはですね

『誤った学説や、悪思想や、邪教の宣伝などで、多くの人を誤らせ、社会に害毒を流すような罪で、之は多数の人に被害を与へるから、割合重い罪となるのである。』

と。

この重い罪というところをですね、今回しっかりと受け止めていかないといけないと思うんですが、メシヤ様から真実を知らされているにも拘わらず○○Aの場合は薬毒というのを知っていながら薬と併用して浄霊に取り組んでいって、今朝も木原さんと色々話していたんですけども、ますます研鑽資料を作りながら、皆さんに真実への意識を下げていくような取り組みをしているという部分がありますので、世界救世(きゅうせい)教の専従者に癌でお亡くなりになる方が非常に増えております。これはここを拝読すると、その原因たるや何かということがよく分かるのではないかと思いますね。

私達は人類を救済するために、この御神業を進めている訳なんですけども、人類救済の一番の根幹は薬禍薬害ですので、薬禍薬害を知らしめていかない限り人類が健康に恵まれていくということはありません。このことを第一番の御神業として受け止めて行かないといけないにも拘わらず、そうしたことを押し込めていこうという取り組みをですね、御神業という名の下に進めているので、癌という病気に見舞われてしまうということが多いかと思いますので、お知り合いの方の中にそういう関係の方がいらっしゃれば、目を覚ますようにお取り組みいただきたいと思います。


出雲支部では次のように触れました。


それから次は『直腸癌』について書かれておりますけれども、(中略)原因は、

『前世時代、人の罪の浄化を妨げる行為、つまり罪人から賄賂を取って許したり軽くしたりする行為の罪や、欲の為人に醜行を行はしたり、見逃したりした罪等である』

と。

この罪はですね、昭和59年当時の世界救世(きゅうせい)教の幹部以上役員達が犯した罪に該当しています。

最初に「六億円疑惑」をでっち上げた時にですね、現「○○之光教団」側の役員クラスは(中略)の美術館建設にまつわる疑惑を「正常化委員会」(現在の○○○め教団)が指摘して、「このまま正常化委員会を攻撃するようであれば、これを所得税法違反で告訴する」というふうに言ったために、「新生協議会」を作ったわけですね。

だから「新生協議会」を作った段階で、この「人の罪」とかいうものを「見逃した罪」になっていきますので、(中略)後々こうしたことになっていくために「世界救世(きゅうせい)教」の職員の方々は、やはり癌になる方が非常に増えてきておりますので、何とか皆目覚めて、過去のことをメシヤ様にお詫びできるように目覚めさせて上げなければ、最後は可哀想だなあという感じがいたします。


指導的立場にある者は自らを絶えず正して進まねばならない点は、『霊的病気』を拝読することにより明確になります。

『天国の福音書』続篇(二)歴史観の必要性

支部ホームページでは掲載しておりませんが、岡山支部月次祭の後、個人的な相談の中で安倍政権への見方に関する質疑がありました。その際朝日新聞(6月19日付)のオピニオン「力の論理を超えて」と題するインタビュー記事を提示されました。

ハーバード大学名誉教授入江昭氏の

「最近の歴史学は大国の関係、領土問題やパワーゲームだけに注視するのではなく、多国籍企業やNGO、宗教団体などの非国家的存在や、国境を超えた人間のつながりに重きを置いています。環境問題やテロリズムをはじめ、一つの国の内部では理解も解決もできない問題がほとんどだからです。」

の発言は得心するものがありました。

しかしながら、安倍政権の進めている内容に対する論評には偏りのある印象が否めませんでした。

そのため、少々解説を加えておかなければ幅広い視点で物事を見つめ、判断をすることができにくくなる、と懸念しました。まず、前回の安倍総理の辞任理由についてはご本人が「病気が理由である」としているので、それ以上のことを語ることは相応しくありませんが、小泉内閣が北朝鮮から一部拉致被害者を帰国させる快挙を成し遂げた際に、国交正常化を前面に出していたために欧米に多大な誤解を与えていたことも事実でした。つまり「北朝鮮に核を持たせて、日本も保有する理由作りに利用するのではないか」というものです。これが郵政民営化と裏腹に、取り分け米国の懸念材料になってしまったのです。

現・安倍政権の進めることの一つには、この懸念に対する払拭が大命題としてあり、その上での政権運営である視点を見逃すと、可笑しな論議に巻き込まれてしまいます。しかも、拉致被害者救出折衝で武器密輸に対する睨みを疎かにすると同じ轍を踏むことになり、慎重を期さねばならないところです。

こうしたことに併せて、歴史を見つめる際に心得ておかねばならないことは、歴史は覇権者によって塗り替えられているということです。近代においては第二次世界大戦の原因と終戦後の占領政策を取り巻く諸外国の姿勢です。悠久の昔に目を転じれば、縄文時代の交易の広さを確認できる遺跡の発掘や、大陸との交流の深さを思い知らされる飛鳥京、平城京史跡から、私達の歴史観は実像とは異なる形で認識させられております。百姓という言葉さえ、元々の語彙とは異なった形で現在使用されています。一つひとつ検証して行かねば日本の歴史を正しく認識することは困難です。それ故、これらに対する考え方の基となる御教えを宣べ伝えて行かねばならないと強く思わされるところです。

『天国の福音書』続篇(二)歴史観は、現在三重支部に編纂作業第一段階を進めていただいていますが、膨大な御教えのために編纂方法を再考しているところです。苦労を重ねていただいておりますが、それがメシヤ様の思想体系を整理することに繋がることですので、喜びや楽しみが幾層倍にもなります。

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