メシヤ講座・特選集no.76(平成19年5月分)

<御教え>
文明の創造
(文創 昭和二十七年・未定稿のまま)
総篇

悪の発生と病

前項の如く悪の九分九厘に対して、善の一厘が現はれ、絶対神力を揮って既成文化を是正すると共に、新文化を打ち樹てる。早くいえば掌を反えすのである。之が今後に於ける神の経綸の骨子であって、其(その)破天荒的企図は想像に絶するといってよかろう。之に就(つい)ては彼の旧約聖書創生期中にある禁断の木の実の寓話である。勿論之は比喩であって、エデンの園にゐたアダムとイブの物語は、実に深遠なる神の謎が秘められてゐる。それを追々説いてゆくが、之を読むに就(つい)ては全然白紙にならなければ、到底分りやうがないのである。言う迄もなく木の実を食ふ事によって悪の発生である。といふのは木の実とは薬の事であって、薬によって病気が作られ、病気によって悪が発生する。処が人類は紀元以前から、病気を治す目的として使ひ始めたのが彼の薬剤であって、禁断の木の実とは、何ぞ知らん此(この)薬剤を曰ったものである。といふ訳を知ったなら何人も愕然として驚かない者はあるまい。ではそのやうな到底想像もつかない程の理由とは何かといふと、之を説くとしたら理論と実際から徹底的に説かねばならないから、充分活眼を開いて見られん事である。

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メシヤ講座・特選集no.74(平成19年3月分)

<御教え>
文明の創造
(文創 昭和二十七年・未定稿のまま)
総篇

天国建設の順序と悪の追放

抑々(そもそも)此(この)世界を天国化するに就(つい)ては、一つの根本条件がある。それは何かといふと、現在大部分の人類が心中深く蔵されてゐる悪の追放である。それに就(つい)て不可解な事には、一般人の常識からいっても悪を不可とし、悪に触れる事を避けるのは勿論、倫理、道徳等を作って悪を戒め、教育も之を主眼としてをり、宗教に於ても善を勧め、悪を排斥してゐる。其(その)他社会何れの方面を見ても、親が子を、夫は妻を、妻は夫を、主人は部下の悪を咎め戒めてゐる。法律も亦(また)刑罰を以て悪を犯さぬやうにしてゐる等、之程の努力を払ってゐるに拘はらず、事実世界は善人より悪人の方が多く、厳密に言へば十人中九人迄が、大なり小なりの悪人で、善人は一人あるかなしかといふのが現実であらう。

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メシヤ講座・特選集no.73(平成19年2月分)

<御教え>
文明の創造
(文創 昭和二十七年・未定稿のまま)
総篇

既成文明の謬点

此(この)著は序文にもある通り、現代文明に対する原子爆弾といってもよからう。そうして既成文明の根幹となってゐる宗教も、思想も、哲学も、教育も、科学も、芸術も悉く包含されてをり、其(その)一々に就(つい)て鋭い眼を以て、徹底的に批判し究明し、赤裸々に露呈してあるから、之を読むとしたら何人と雖も古い衣を脱ぎ棄て、新しき衣と着更へざるを得ないであらう。此(この)意味に於て本著が人々の眼を覚ますとしたら、茲(ここ)に既成文明は一大センセーションを捲起し、百八十度の転換となるのは必然であり、此(この)著完成の暁は全世界の宗教界、各大学、学会、言論界、著名人等に適当な方法を以て配布すると共に、ノーベル賞審査委員会にも出すつもりであるが、只惜しむらくは同審査委員諸氏は、唯物科学の権威であるから、初めから理解する事は困難であらうが、此(この)著の説く処科学の根本をも明示してある、悉くが不滅の真理である以上、充分検討されるとしたら、理解されない筈(はず)はないと思うのである。

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メシヤ講座・特選集no.72(平成19年1月分)

<御教え>
文明の創造
(文創 昭和二十七年・未定稿のまま)
総篇

序文

此(この)著は歴史肇(はじま)って以来、未だ嘗(かつ)てない大著述であり、一言にしていへば新文明世界の設計書ともいふべきもので、天国の福音でもあり、二十世紀のバイブルでもある。といふのは現在の文明は真の文明ではないので、新文明が生れる迄の仮の文明であるからである。聖書にある世の終りとは、此(この)仮相文明世界の終りを言ったものである。又今一つの“洽(あまね)く天国の福音を宣べ伝へられるべし。然る後末期到る”との予言も、此(この)著の頒布である事は言う迄もない。そうしてバイブルはキリストの教へを綴ったものであるが、此(この)著はキリストが繰返し曰はれた処の、彼の天の父であるエホバ直接の啓示でもある。又キリストは斯うも言はれた。『天国は近づけリ、爾(なんじ)等悔改めよ』と。之によってみれば、キリスト自身が天国を造るのではない。後世誰かが造るといふ訳である。

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